寒の戻りの3月11日、12月の葛飾に続き、東久留米の小学校へダンス体験授業講師に行ってきました。
今回の下里小学校は全学年が単学級という小さな学校でしたが、元気いっぱいの素直な子供たちと楽しい時間を過ごしました!
まずは2年生に授業です。
雪になりそうな寒さで体育館はまるで冷蔵庫[emoji:i-4]
「息が白い~っ!」と寒そうに縮こまっていた子供たちでしたが、一緒に身体を動かしている内にどんどん伸びやかに(*^_^*)
柔軟体操では、キャアキャア言いながら挑戦のスピリッツやブリッジが上手でびっくり!
足上げは、前・横・後ろのどれも男子が張り切って見せてくれます。柔らかい~
ステップやジャンプ、大きな動きで体もポカポカになりました。
そして2時限目は、「子ひつじ達のお散歩」というダンス小品を覚える~発表する体験をしてもらいました。
45分で完璧に覚えるのは難しくても、色々な動きに挑戦し最終的に人前で発表するという表現活動の体験が大切と思っています。
(が、2分近い作品を45分で覚えて発表は大人でも大変な作業です…)
そんな心配をしながら振り付けを進めましたが、今回の2年生はなかなかの集中力!!
振りを覚えるだけでなく、ところどころに挟み込んだ創作(自由にポーズ・自由に動く)を楽しみながら、最後までしっかり着いて来てくれました。
3時限目、、、ドキドキしながら他学年・教員・保護者の前で発表です。
もっと練習したかった、させたかったとの思いが交錯する中、伸び伸びと踊り切る子供達。
あっぱれな子供たちに脱帽です。
拍手を浴びながら、晴れやかな顔で最後のご挨拶をしていました^-^
続いて、他学年・教員・保護者への講演会です。
私が属ずるジャンルの「現代舞踊」について、出会いや経歴をかいつまんでお話ししましたが、言葉で説明するより見せる方が早い。
そこで、昨年発表した作品をビデオで一つ紹介し、続いて助手として連れて行ったカンパニーメンバーに振付けたソロを一曲披露しました。
若いメンバーなので、現代舞踊というものをどれだけ伝えられるか心配でしたが、大きな拍手を頂き感激しました。
「こういうダンスを観るのは初めて」との声が多く、やって良かったと思うと共に、社会への普及をめざして舞踊界の人間はもっともっと頑張らなければいけないことを痛感。
今回出会った方たちの記憶に残ることで、次は舞台へ劇場へ「現代舞踊」を観に足を運んでいただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。
小さな活動でしかありませんが、自分が昔教員をやっていたことと舞踊家としてのキャリアが、やっと社会の中で繋がる場ができたように思います。
より楽しく充実した訪問授業ができるよう研鑽を積まないと…。
次は5月、幼稚園へ園児の授業と先生への研修会。 楽しみです。
☆☆☆ その前に、代官山のギャラリーでパフォーマンスの企画が進んでます[emoji:i-201]
肝心の舞踊活動を頑張らないとね!
やまな